スゴイ人

ここでは、「スゴイ人」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

187 :大学への名無しさん :04/04/15 18:21 ID:MSIrjtsh

 「親の相次ぐ氏が人生の機転でした。
独りぼっちの生活が本当にやりたいことを教えてくれた」―――

 大工仕事のかたわら、「九九」や分数を勉強し直して一昨年、名古屋大学理学部物理学科に推薦入学した山元延春(28)(愛知県豊川市赤代町)はこう話し、ロングヘアーをかきあげた。
ジーンズの似合う普通の学生だが、いま、でっかい夢を抱いている。
「宇宙の果てはあるのか」
「物質を構成する最小の要素は」

 現代科学が抱える難問にチャレンジ、自分の答案を書き上げてみたい。
山元にとって物理学は一生をかけて取り組むべき課題、自分が生きる証ともなっている。

 ラーメン屋の長男で一人っ子。勉強嫌いのいじめられっ子。中学の成績は音楽と技術の「2」を除くとオール「1」。
心配した両親が家庭教師を付けてくれたが進学などは念頭になく、豊川市内の建設会社に就職、大工になった。

 その翌年に母の君子、二年後には父、時男がそれぞれ五十二歳の若さで亡くなった。
近くに親類縁者なはなく、父親の知人らが葬儀などの相談に乗ってくれた。
残された山元は貸店舗兼住宅を立ち退き、アパートでの一人暮らし。
炊事、洗濯も初めての体験だった。



188 :続き :04/04/15 18:31 ID:MSIrjtsh

「菓子パンを食べたり、友達の家で夕飯をごちそうになったり・・・。
アパートの保証人が見つからず、『何故こんな苦労を』と考え込んだ。
何かとお金がかかり、自活の大変さを思い知らされた」

 大工仕事は、何もないところに家を建てる。面白く、やりがいがあった。
が、両親の死をきっかけに、
「いん石が落ちてきて、地球が滅亡したら・・・・・・」
「自分がやりたいことは何だろう」
との思いにとらわれるようになった。

 父親が亡くなって四年後のある夜、何気なく見たテレビの特集番組にくぎ付けになった。
アインシュタインと相対性理論を紹介した番組だった。
一秒間に地球を七周半する光。
その速度は宇宙のどこでも常に一定だが、互いに運動する座標系の中で時間や空間は普遍ではない。

 「何気なく絶対だと思いこんでいた世界とは、別の世界があることを知らされ、雷に打たれたような衝撃を感じた。」

 小学生のころから、理科の実験や自然現象には興味があった。
友達から特集ビデオを借り、繰り返し見た。漠然と物理学のおもしろさが分かり、「もっと知りたい」という欲求に駆られた。
相対性理論などの解説本を何冊も買った。
ところが、出てくる数式がまったく分からない。
「九九」はうろ覚え、分数の計算もおぼつかない。

 「科学の世界は数学が言葉。言葉が分からなければ何もできない。」



189 :続き :04/04/15 18:42 ID:MSIrjtsh

 小三から中三までの参考書を買い込み、算数と数学を一年がかり独習。
その後、私立豊川高校の定時制に入学した。
すでに二十四歳。若い弟のような同級生にまじって猛勉強した。

 大工の仕事をこなし、夕方五時二十分から三時間、授業を。
家に戻って復習、予習。睡魔におそわれたが、「どうせやるなら、とことんやろう」と自分を奮い立たせた。

 一年生の二学期が始まったころ、担任の土田修一(61)が「勉強時間がとれるように大工をやめ、うちの学校の理科実験助手にならないか」ともちかけた。
「給料は三分の一に減るが、自分の夢にかけよう」と決意した山元は、物理学の研究者を志し、名古屋大学を目指した。
「愛知県内で理学部がある大学は一つしかなかった」からだが、最初はみんな冗談だと思った。
しかし、二年生の数学模試で、愛知県内で一番の成績をおさめ、一転して優等生になった。

 退職して、愛知県鳳来町の寺の住職をしている土田は、「やんちゃな一面もあったが、特進クラスの数学の問題集もこなす勉強ぶりには舌を巻いた。
仕事と勉強の両立が難しく、脱落者の多い定時制で、とにかく目立つ存在だった」と振り返る。

 山元は高校の卒業アルバムに「神の心が知りたい」と書いている。
大学生のいまも、その気持ちに変わりはない。
「物理学を武器に自然界の神秘を解き明かしたい。」
そんな思いがある。



190 :続き :04/04/15 18:44 ID:MSIrjtsh

 大工仕事にたとえれば、いまは基礎工事の段階。
この先、どんな家が建つのかわからない。
だが、道はどんなに険しくてもやり通す自信がある。

 「これまでも自分一人で困難を克服してきた。
だから今度も・・・・・・」。
山元は自分に、こう言い聞かせている。

引用元 【名言集】やる気を出したいときに見るスレ第四章
キャッシュ



[いじめられっ子だった青年が24歳で定時制に入学]
通知票「ほとんど1」で名大に合格



これは新聞でも写真入りで大きく報道された話です。山元延春君。
小学校の頃、いじめられっ子。中学生になると少林寺拳法を始めます。
夕方は道場に行き、夜は病弱の両親がやってるラーメン屋を手伝い、その後は午前3時、4時まで拳法の練習をする日々が続き、ついに県代表に選ばれます。
こんな事情で勉強はおろそかになり、遅刻欠席も日常化。その結果、技術と音楽が2以外オール1。

中学卒業後、大工の修行をし、工務店に就職。16歳で母を、18歳で父を病魔に奪われます。
21歳の終わりに、同じ少林寺拳法の道場に通う別の工務店の娘さんがビデオを貸してくれます。
『アインシュタイン・ロマン』でした。
それをみて『これまでの自分は、時間と空間が不変のものだという自然観をもっていた。
それにしてもこの宇宙と世界はなんとめまぐるしく変わり、深くて広いのか。もっと知りたい。
そうすればもっと違った世界が広がるのではないか』と目を開かれたといいます。

進学を思い立ったものの、九九のや分数の計算もままにならず、小学校3年のテキストから勉強をはじめ、24歳で豊川高校定時制に入学。
入学後も、大工の仕事を続けながら、夜は授業を受け、帰宅後も深夜まで勉強しますが、時間がないうえに疲労がたまり、なかなかブランクは埋まりません。

そんなとき、2年生の担任で、親代わりで面倒をみていた土田修一教諭が、同校の理科の実験助手にならないかと勧めてくれます。
月収は3分の1になりますが、必死に勉強を続けます。
そして、名古屋大学理学部を志望。センター試験では得意の物理は自己採点で満点。
推薦入試の志望動機には、相対性理論の探求に向けた情熱を綴り、見事合格。27歳。
いずれは宇宙物理学の研究者になると夢をふくらませています。
後日談ですが、彼はビデオを貸してくれた娘さんとめでたく結婚とのことです。

引用元 大きな学力

コメント
この記事へのコメント
おれにはここまでできねーよ・・・
2005/04/04(月) 23:38 | URL | あうあ #79D/WHSg[ 編集]
というよりももともと大学は必ずしも十八で行くべきとかいう考えがおかしいと思いますが・・・・アメリカやヨーロッパではそこまで大学に固定された年齢とかないと思います・慶応や上智は浪人差別するとかどこかで聞いたことがありますがどうなんでしょうかね・・・
2005/04/05(火) 00:33 | URL | ろくさん #79D/WHSg[ 編集]
>あうあさん
同感です。
「どうせやるなら、とことんやろう」この言葉を心に刻んでおこうと思います。
>ろくさん(さん)
日本は企業への就職を考えると、最悪でも2浪で入学するというのが慣習になってるみたいですね・・・。
>慶応や上智は浪人差別する
浪人生のブログの中に、早稲田慶應を受けた学部全て合格したにも関わらず上智だけ全滅したという人が何人かいました。どうなんでしょうね。
2005/04/05(火) 01:03 | URL | マツ #79D/WHSg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wasedatarou.blog12.fc2.com/tb.php/11-adba1752
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。