早稲田政治経済学部 不合格の原因分析と合格対策

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こちらもお待たせしました。

政経学部に落ちた理由と
商学部,社学部に受かった理由を聞かせてください。
できれば試験当日のできた感や過去問成績との乖離なども聞かせていただけると嬉しいです。


というコメントを頂きましたので、1学部ずつに分けて記事にしていきます。落ちた学部からは落ちた原因と受かるための対策を、受かった学部からは何故受かったのかの解明をしていきます。

なお、不合格の原因分析なら本当は「成績開示」を行って自分の得点を知ってからすべきことだと思いますが、不覚にも成績開示を怠ってしまったため、持ち帰った問題用紙(回答記入済み)の答え合わせをすることによって、商学部と社会科学部に合格できた理由、そして政経学部と法学部に落ちてしまった理由を解明し、今後の受験生のためのアドバイスの一つにしたいと思います。

分析を始める前に、実は政治経済学部・法学部・商学部は、入学試験を受けたあとにその日を振り返った日記を書いてありました(法学部だけはブログにアップしてありますが)ので載せようと思います。参考になるかわかりませんが試験当日の生の感想を書き綴ってありますので、その時の雰囲気だけでも伝えたいと思います。

なお、問題を見直したり解きなおしたりせずに日記を書いたので、「出来た」と言っている問題が実際は全く出来ていなかったり問題の数があってない記述があると思いますが、当日の生の感想が大事だと思うので修正せずに載せたいと思います。

2006年2月20日 政治経済学部
英語
大問の数は4つ。1は空所補充中心の長文。2は内容一致のみの長文。3は昨年同様センテンス補充問題。4は整除と英作。つまり問題形式は昨年と同じであった。整除がかなり難しかった。4つほど出たが自信があるのは1つだけ。適当に書いたのが1つあった。3番のセンテンス補充問題は明らかに易化。内容的に読みやすくなった。2番は、本文の文章の読みやすさは昨年と同じくらいだった。が、設問に昨年のような条件が付いておらずただの内容一致に留まったので、多少易化したのだろうか。1番はもう忘れた。整除は難しく感じたが他(特に3番)は易化したので全体で見れば易化したのだろう。

国語
古文・現代文ともに例年以上に知識問題が多かった気がする。難しかった。そう思うのは自分ができなかったからなのだろうか。傍線部問題・内容一致で一つだけ選択肢が紛らわしいものがあった。その他は一応根拠をつけて答えられた。何故か教官がせわしなく教室内をいったりきたりしていたので物凄く気が散った。

政経
大問数は5つ。そのうち4つはまずまず普通に解けた。が、残りの1つ(3番)が意味不明だった。内戦に関する問題で、2つのグラフを読み解くようだが見かたがわからなかった。

欠席が目立ったのが気になった。
政経学部を滑り止めに予定していた人の気が変わったのか、それとも朝の山手線の不通の影響か。



ではこれより答え合わせの結果を書きます。

2006年度 早稲田大学 政治経済学部
英語

1(A)○ (B)○
2○ 3○ 4× 5× 6×


A○ B○ C○ D○
E○ F○ G○ H○


A○ B× C× D○
E× F× G○ H○



2(B)× (C)× 
3?
4○

単純計算の正答率 18/27=67%+記述1(大問4の3)


【分析】
まず目立つ間違いが、大問一の4,5,6。このうち4と6が整序問題でした。入試本番はやはり通常より頭が回らなくて、こういう問題は特に解き辛かったことを覚えています。普段の勉強で解きなれているか否かで差が付くのではないかと思います。政経学部は整序が良く出題される学部なので、十分に対策しておくべきです。僕もかなり練習したんですが、足りなかったということでしょう。

次に大問三。単文の空欄補充問題です。本文の内容が易しくなかったので読解に苦労しました。解き方はオーソドックスに、選択肢の文頭の接続詞や代名詞に注目してやっていったのですが、それでもかなり迷ったようです。今手元に問題用紙があるんですが、答えを何度も書き直したあとが残っているのでわかります(笑)

最後に大問四。これも1は整序問題で間違えました。整序問題全滅ですね。2は今考えると絶対に得点すべき問題だと思うのですが、BCとも外しています。多分、試験終了時間が迫っていてかなり焦っていたのではないかと思います。3は政経学部特有の内容推測英作文で、記述式なので正誤は不明です。

こうしてみると、9個の間違いのうち整序問題が3個を占めており、不合格の大きな原因になっているのがわかります。試験本番は緊張で頭が回りにくくなります。整序問題は、ある程度頭が回っている状態でないとドツボにはまってしまうタイプの問題だと思います。頭が鈍くなっていても解けるようにするためには、日ごろからの解き慣れを必要とします。政経学部を受験する方は十分に対策しておいて下さい。

また、大問四の2は普通に考えれば問題なく解けるはずでした。にも関わらず外したということは、普通に考えられる状態ではなかったことを意味します。おそらく、この時終了時間がかなり迫っていて焦っていたのだと思います。もったいないことをしました。解決策としては、まずこの大問四から解き始めるという手もあると思います。時間的にも精神的にも余裕のあるうちに手をつけることができれば、ミスは起こりにくくなるはずです。

#######################################

国語

1(A)○ (B)○ (E)○
2○ 3× 4○
5(F)○ (G)×
6× 7×
8× 9× 10○ 11○


12○ 13× 14× 15○
16× 17(1)○ (2)○
18○ 19×


20(a)○ (b)○
21(1)○ (2)○ (3)○ (4)×
22○ 23○ 24(A)× (B)○ 25○

単純計算の正答率 22/34=65%


【分析】
当日の日記にも書いてありますが、とにかく知識問題が多かったと思います。出題順から言うと問3諺、問5修辞2つ、問7文学史、問9慣用句、問14言葉、問17漢字の読み、問19文学史、問20漢字2つ、合計10個も出ました。うち出来たのはたったの4個で、6個も間違えてしまいました。

これら知識問題は、日常の勉強に意識的に組み込んでこつこつと対策するしかないと思います。僕は、はっきり言ってほとんどやりませんでした。それが国語の得点を大きく減らすことに繋がってしまったと言えます。よって政治経済学部を受験する方は、現代文や古文の読解だけにとらわれずにこうした知識問題を日ごろから勉強するようにしてください。どうせ点数が低いだろうと甘く見ていると僕のようになります。

#######################################

政治経済

1○ 2× 3(a)○ (b)○ (c)○ (d)×
4 ア・オのみマークした
5(あ)○ (い)○ (う)○ (1)×
6(え)× (2)○ (3)○ (4)×
7(5)×(6)○


1(1)正解にマークしたが余計なものまでマークしている (2)×

3(1)× (2)正解にマークしたが余計なものまでマークしている
4(1)× (2)○


1(1)○ (2)○ (3)○ (4)○ (5)○ (6)○ (7)○ (8)○
2(1)× (2)○
3(1)× (2)○


1○ 2○ 3正解にマークしたが余計なものまでマークしている
4○
5(1)○ (2)○ (3)○ (4)○
6(ア)○ (イ)○ (ウ)○ (エ)○


1(1)○ (2)× (3)○ (4)× (5)○
2○ 3×
4(x)○ (y)○
5○ 6○ 7×

単純計算の正答率 40/60=67%
(但し、答えが複数あるものは完全正答の場合のみ正解として計算)


【分析】
酷かったのは何といっても大問二に限ります。が、これは内容的に政治経済の範囲を逸脱していたので差はほとんど付かなかったと思います。よって大問二以外の勝負になってくるわけですが、いずれも易しめに作られているためいかにしてミスを抑えるかが勝負の分かれ目になっています。

例えば大問一の2、これは四大公害のうち3つを書くという極めて簡単な問題だったのですが、イタイイタイ病の地域名を知らなかったために落としてしまいました。イタイイタイ病の代わりに新潟水俣病を書けば良かったのですが、恥ずかしくも新潟の「潟」の字をド忘れしてしまい(新潟の方すみません)、書くわけにはいかなかったのです。こういう初歩的なミスが差を生む結果になってしまいました。

他の問題点として、答えを複数選ぶ出題(いくつ選ぶのかは明記されず)が多かったことに非常に手を焼きました。この出題形式の場合、とにかく正しい知識を持って消去法をせねばならず、少しでも曖昧な知識があるとまるまる1個の問題を落とすことになります(但し完全正答と考えた場合)。この形式の対策は非常に難しいと思いますが、これも日ごろから正確・丁寧に知識を蓄えることでしか解決できないと思います。

#######################################

以上が、問題の答え合わせによる政治経済学部に落ちた原因の解明と合格のための対策となります。失敗談から学ぶことは難しいと思いますが、何か少しでもつかんでもらえれば幸いです。

どの教科も、去年より出来ていたことは確実です。国語も知識問題を沢山落としたものの、内容一致などの重要問題は取れているので去年ほど酷い点数ではないはずです。しかし合格には至りませんでした。本命だっただけに残念です。去年が最低合格点と17点差だったので、今年は一桁の点差だったのではないかと思います。

受験は1点を争うものです。1点で嬉し泣きをした人もいれば、1点に悔し泣きをした人もいることでしょう。厳しい世界です。だからこそ、1点でも少しでも多くの点を取れるように努力してください。空いている少しの時間に勉強した内容が、本番に出てくることだってあり得るのです。その勉強をしたかしなかったかが合否を分けてしまうかもしれません。合格のために最善を尽くしてください。

【参考】
2006年度 政治経済学部 平均得点
英語 43.992/90
国語 40.712/70
政経 41.677/70
合格最低点 155(政治学科)146(経済学科)/230

※但し、ネット上の情報なので合っているかはわかりません。

なお、答え合わせは下記サイトを利用しました。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/sokuho/sokuho06/waseda/seikei/index.html

(追記)
質問の「過去問成績との乖離」について答えるのを忘れていました。結論から言えば、成績は全く気にしていなかったため記憶にない状況です。過去問を解いて丸付けをして「自分は総合的にどのくらい解けるか」を知るためではなく、「自分の弱点はどこか」「どのような出題がされやすいか」を知り、その対策を練るために赤本を使っていました。
コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
去年から見させてもらってます。
とてもためになるものばかりなので、大変感謝してます。
次回の記事も期待してます。
2006/09/24(日) 19:49 | URL | 次郎 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/09/24(日) 21:20 | | #[ 編集]
ひさしぶりに書き込みます。
マツさんの勉強の方向性で
どの分野の問題がカモにできるかがわかって
すごく参考になります。
ただ、まだザッと見ただけなので
もう少し注意深く検証してみてアプローチを
していこうと思います。
せっかくデータを示してくれたんだから、
とことん活かしますよ。




2006/09/25(月) 00:08 | URL | レッドベリー #-[ 編集]
>次郎さん
ありがとうございます。そう言っていただけると非常にやる気が出ます。
勉強頑張ってください。

>非公開の方
政治経済学部の政治学科を受験しました。

>レッドベリーさん
お久しぶりです。
このブログに載せたデータを上手く利用してもらえれば幸いです。
勉強頑張ってください。
2006/09/25(月) 22:03 | URL | マツ #Mi.oKbaU[ 編集]
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