早稲田大学法学部 不合格の原因分析と合格対策

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政治経済学部の次は法学部について書きます。昨年の成績開示を見ていただくとわかることですが、四学部の中で法学部が一番、最低合格点から離れてしまっています。第二志望として政経学部に次いで対策に時間を費やしたのですが、それでも合格できませんでした。一体何がいけなかったのか、でき得る限り原因の解明をして受験アドバイスに役立てようと思います。
2月の後半に書いたことと同じ内容ですが、当日の日記を載せておきます。

2.15 法学部
英語 10時~11時半
開始の合図。 大問の数を確認する。6個。 例年通り、1と2が長文。5が部分英訳で、6が自由英作文。 予め決めておいたように、3~6を前半30分で終わらせ、長文2題に60分を費やすことに決定。

3から始めるつもりだったが、6の自由英作文が例年とは様子が違ってイラストが入ってないことに違和感を感じ、コレから手をつけてみる。テーマは「多くの国で発行部数が減っている新聞は今後10年で姿を消すと思うか」というもの。「今後10年」という条件の扱いに困ったが、とりあえず去年の政経学部の長文にあったポイントを拝借して「消えない」とまとめた。この辞典で15分経過。

次に3にとりかかる。前置詞と接続詞の補充問題。1つわからないのがあったがいくら考えようともわかるものではないのでそれっぽいものをマーク。

次に4。文法問題。思ったより難しい。が何とか終える。次に5。部分英訳。どれも日本語特有の省略を補う必要があるな・・・面倒臭い・・・。と思っていたら突然、鼻の奥をツーと流れる感触がした。ん???と思って鼻に指を当ててみると・・・赤い。

なんと鼻血が出た。

去年からたびたび出るようになったのだが、まさか本番に出てくるとは・・・。頭に血が上ってるからちょっと冷ませという神のお達しだろうか。
何にせよ鼻血ごときでうろたえるわけにはいかないので、とりあえずポケットティッシュを鼻にあてて処置。血が止まるまで上を向いていたかったが、それじゃ問題を解けないので左手で抑えたまま問題を再開する。完全に集中力が切れていたが、長文問題の途中ではなかったのが不幸中の幸いか。どれも手ごたえが無かったがなんとか和訳を終わらせる。この時点で35分経過。アクシデントのせいもあって少しオーバーしている。

次に長文に取りかかる。1(パラグラフ要旨+内容一致)と2(内容一致+下線部説明)のどちらからやるか迷ったが、設問数の少ない1から取り掛かることにした。(これが失敗だった・・・) 単語が難しく、また鼻血が止まらないせいもあってなかなか波に乗った読解が出来ない。難しい。何とか終わらせたが、残りは20分と少ししか残っていなかった。(鼻血はとまった)

最後に2に取り掛かる。1000語を超える超長文(小説の一部だろうか)である。とにかくやれるところまでやろう、と思い読み進めるが、内容一致が解けない。 というのも、内容一致の選択肢が最初から最後までの部分から採られているために、消去法で解くには結局最後まで読む必要があったのだ。これは誤算だった。1のパラグラフ要旨問題なら、読み進めた分だけ問題を解くことができたのに、こちらは出来ない。2を先にやって、1を最後にすべきだったと後悔したが後の祭り。必死に読解し、ちょこちょこと消去できる選択肢を消していくがなかなか1つに残ってくれない。そんなこんなをしているうちに時間がきてしまった。残った選択肢の中から適当にマークして終了。

完敗だった。鼻血やら解く順番やらは出来なかった理由とはならない。はっきり言えば実力不足だった。それだけだ。


国語 13時~14時半
国語は苦手である。政経は配点が少ないこともあり点差はつかない。ならば英語でアドバンテージをとる必要があったのだが、出来なかった。この時点で不合格を9割方確信したが、それでも国語で奇跡を起こせばまだ可能性はある。
そう思って気合を入れてとりかかった。

古文と漢文はまずまず。(返り点で失敗したかも・・・)1つ目の現代文は「読書のあり方の歴史的変遷」というかなり抽象的な論説文。自信を持ってできたと言える問題は一つも無かった。厳しい・・・。

2つ目の現代文は「伝統」についての同じく論説文。記述用の問題用紙を裏返しで配られた時、「おや・・・」と思った方が結構いるのではないだろうか。 ここ数年は、最後の記述問題は120字~160字でほぼ決まっていたが、今回は80字のマスが2つに別れていたのだ。 で、いざ取り掛かってみると、その2つは「キーワードを使用して本文の要約」と「本文に即した具体例を自分で考えろ」というものだった。 確か90年代の過去問でこんなのがあった気がする。 1つ目の現代文に比べれば2つ目のほうは本文も設問もだいぶ易しかった。記述もラスト10分でギリギリ仕上げ、終了。

もうネットでは答えが出ているかもしれないが、する気が起きない。
国語でミスしまくっていればそれは即不合格を表す事になるからだ。


政治経済 15時半~16時半
配点が少なく、また対策がしづらい問題(去年の法の下の平等における財産分配とか)がでることがあるので、もとからあまり期待していなかった。
1.現代社会の安全の確保について他
2.去年の衆議院解散総選挙について
3.市場について他
4.戦後日本の経済(特にバブル崩壊以降)について
70字論述問題のテーマが「物々交換はなぜ困難か」だった。政経の問題というよりは国語の問題のような気もする。事実、このテーマを扱った現代文を一度解いた記憶がある。 あとの論述は原発の利点や小選挙区制の特徴や拘束・非拘束名簿の違いやコーポレートガバナンスについてなど様々。 マークは易しめだった。 政経は全体的にまずまず無難に終わった。


ではこれより答え合わせの結果を書きます。

2006年度 早稲田大学 法学部

英語
済みません、何故か英語の問題用紙だけ手元にありません。捨てた記憶はないのでどこかにあると思うんですが・・・。今度実家に帰ったときに探しておきますので、それまでお待ち下さい。ただ、あまり出来が良くないことは当日の日記からわかると思います。

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国語
大問一
1○  2(ア)○ (ヌ)○  3○  4○  5○○
6(1)○ (2)× (3)×

大問二
1(X)○ (Y)×  2(A)○ (B)○  3×  4×
5×  6×  7○○

大問三
1○  2×  3(X)× (Y)×  4○  5○
6(A)記述のため不明 (B)記述のため不明

単純計算の正答率 16/26=62%+記述2個


【分析】
まず大問1。古文のほうは本文も設問も随分と易しい出題でした。文法問題も初歩的で、「ステップアップノート30」をやってあれば十分対応できる得点源でした。漢文のほうは、書き下し文を落としたのが非常に痛かったです。返る順番は当たっていたにも関わらず、上下点とレ点で返り読みする部分をなぜか上中下点を使って答えていました。ありえないミスです。返り点問題は法学部頻出なのでよく対策しておいてください。それと漢字の知識問題が出ています。これを取るためには、政治経済学部の知識問題と同じように日々の勉強の中に意識的に漢字対策を組み込んでおく必要があると思います。

次に現代文。法学部の現代文は早稲田の中で最も難しいというのは説明するまでもないと思います。かなりの長文で、内容が抽象的で、そして設問も難しく、現代文が苦手な人間にとってこれほど嫌なものはありません。

二番から見ていきます。3,4,6はいずれも傍線部説明部分で、全滅しています。何しろ選択肢の文章が異常に長いので、正誤の判断に時間がかかると思います。僕は消去法を使って選択肢をしぼっていきました。読点の部分で文章を区切り、そこまでの内容が正しいか否かを本文と照合していく、という作業をひたすら繰り返していたのですが、本文の内容を完全に把握できていなかったらしく、合っている選択肢を消去して間違っている選択肢をマークしていました。5は字数指定の抜き出し問題ですが、落としています。実はこのとき、「抜き出すべき内容」は理解できているのに、「それに対応する文章」が見つからないという事態に陥っていた記憶があります。非常にもどかしいもので、見つからなくて焦る→焦って抜き出す部分を飛ばしてしまう→見つからなくて焦る、という悪循環にはまっていました。これも普段から抜き出しの練習を十二分にしておくことでしか対策できないと思います。なお、内容一致問題は出来ていました。これも消去法で何とかなります。

最後に三番。落としたのは傍線部説明と空所補充問題。空所補充は特に迷いました。消去法を使うには本文内容を理解しておく必要がありますが、大意はわかっても細かい部分の理解が追いつかないとこの種の問題には太刀打ちできません。部分も全体も理解できなければ合格には届かないということなのだと思います。そして、最後に法学部恒例の記述問題が待ち構えています。これがこの学部を受験するに当たって最大の難関となるのは間違いないことだと思います。対策は、とにかく過去問で書く練習を繰り返すしかないです。書かずに出来るようになることは100%ありえません。やるしかないです。

それと、今まで法学部を受験したことがある方ならわかると思いますが、早稲田大学法学部の問題用紙は他の学部よりもデカくて非常にやりづらいです。広げるとB3サイズ(364mm×515mm)になるので、筆記用具や受験票を引っ掛けて落として焦ったりしないように注意してください。

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政治経済
大問一
1(A)○ (C)○  2○  3○  4○  5○
6×  7記述のため不明  8×  9○

大問二
1(A)○ (B)正誤不明(「年金問題」と書きましたが代ゼミの解答例は「年金制度改革」)
2○  3○  4○  5○  6おそらく×
7おそらく×  8×  9○

大問三
1(A)○ (B)○ (C)× (D)○ (E)○
2記述のため不明
3○(完全正答)
4○(完全正答)
5(1)× (2)×

大問四
1(A)○ (B)○ (C)○ (D)○ (E)○
2○  3×  4○(完全正答)  5○
6記述のため不明

単純計算の正答率 27/36=75%+不明が4問


【分析】
法学部は英語・国語ともに記述問題が多いことが特徴ですが、それは政治経済科目においても例外ではありません。ところどころに20字~70字程の記述問題が見られます。自分で用語や仕組みの説明をするというのは案外難しいものです。対策としては、山川出版などの用語集でキーワードを何度も確認しておくことが考えられます。
あと、政経では「時事問題対策」というのが絶対に必要になってきます。2006年の法学部にはつい数ヶ月前の衆議院解散総選挙が大問で出題されました。時事対策は、独学の受験生にとって対策を練りづらいものだと思います。僕も随分と苦労しました。対策としては、「ニュースを欠かさず見る」とか「新聞を毎日読む」というのを言われることがありますが、これはあまり実用的ではないと思います。そういう習慣がついている人なら良いのですが、僕は受験勉強を始めるまで新聞というのを全くといっていいほど読んだことがなく、そういう人間にとってよく読み方もわからない新聞を読み続けようとするのは苦痛でしかないと思っています。

そんなわけで時事対策には苦労させられたわけですが、先日良い物を発見したので紹介しておきます。
http://www7.ocn.ne.jp/~n-digest/kongetu/kongetu.html
一ヶ月の主なニュースをまとめた「新聞ダイジェスト」です。一冊に一ヶ月分が収録されているので、「新聞を毎日読み続けるのなんて嫌だ」という独学の政経選択者には役立つのではないかと思います。ちなみにこれは早稲田大学の生協ブックセンターで発見しました。どの書店にもあるというわけでは無いようですが、地方都市でも大きな書店には売っているようです。あとamazonでも取り扱ってるみたいですね。

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以上が、問題の答え合わせによ法学部に落ちた原因の解明と合格のための対策となります。英語の分析ができていませんが、当日の日記を見る限りでは大問二の長文の出来が特によくなかったようなので、それが大きな不合格の要因になっていることがまず挙げられます。そして国語ですね。古典の正答が多かったので全体の正答率もそれほど酷いことにはなっていませんが、現代文だけ取り出してみるとボロボロです。2004年の9月に受けた初めての模試で国語偏差値40.5を叩き出してから随分と現代文対策をしてきたつもりでしたが、早稲田の法学部を倒すまでには至りませんでした。現代文が苦手で法学部を受ける予定の受験生は、十分すぎるくらいに対策をしていてください。


【参考】
2006年度 法学部 平均得点
英語 31.713/60
国語 28.061/50
政経 不明/40
合格最低 不明/150

※但し、ネット上の情報なので合っているかはわかりません。

なお、答え合わせは下記サイトを利用しました。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/sokuho/sokuho06/waseda/ho/index.html
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2006/09/30(土) 21:46 | | #[ 編集]
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