早稲田大学商学部 合格対策

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今回は商学部について書きます。合格した学部なので、問題の答え合わせすることにより「何故受かることができたのか」を解明していこうと思います。

とその前に、当日の日記を載せておきます。

2006年2月21日 商学部
英語
昨年は出来が悪かったため、今回は高得点を採るべく気合を入れて取り掛かった。大問数は5つ。問題形式は去年を踏襲していた。
読解の波に乗れず1番は手ごたえがあまり無し。2番は会話文。まずまず手ごたえがあったが、部分英訳は少しミスったかもしれない。3番4番は長文。英文・内容ともに易しめ。無難にやり終える。そして5番。残り時間は15分ほどあったか。3番4番に比べるとややむずかしめの英文だったと思う。TF問題はあまり自信が無い。定義問題を時間ギリギリで書き終えて試験終了。最後が微妙な出来だったので不安になりかけたが、まだまだ国語・政経が残っているので、気持ちを切り替えた。

国語
やられた、と思った。過去何年もずっと現代文と現古融合文という構成だったのだが、今年は傾向を変えてきた。現古融合文ではなく、純粋な古文(歌論ではあるが)を出題してきたのだ。内容は難しく、どの設問も全く自信が無い。漢文の返り点問題まであった。去年までは有名な和歌の修辞に関する問題があったので、必死に百人一首を読み込んできたのだが、役には立たなかった。
現代文のほうも傾向が変わった。去年のようなキーワード分類を主とする抽象的文章とは打って変わり、「世界の移民問題」をテーマとする、まるで政治経済学部に出るような文章が出題された。設問の方もそれにあわせてオーソドックスなもので構成されていた。現代文はそれなりの手ごたえがあるが、古文は全く無い。去年のようなまぐれには期待するわけにはいかない。最後の政経で取り返そうと思った。

政経
問題数が多かった。計算問題が無かったのはこちらとしては非常に助かった。知識問題が主ならば負けない自信があったからだ。見たことも聞いたこともないような難問はあまり無かったと思う。ほぼ基礎的な部分からの出題だったが、その中で見落としがち・あるいは似たものと混同しがちな部分を突いてくるのが時々あり、悩む問題が多少あった。一問だけ「おおっ!」と思った問題があった。去年受けた模試と全く同じ問題を出してきたものがあったのだ(どの模試かは覚えていない)。こういうのがあるだけでも、他人よりリード出来ているのではないかと気持ち的に楽になれる。最後の1分でマークミスが無いかを速攻でチェックし、商学部の試験が終了した。


自分では集中して望んでいるつもりでも、思わぬことに気が散らされることを実感した。それは例えばエアコンの轟音であったり、近くの席の人の鼻水をすする音であったり、他人の筆音であったり・・・。英語の1番でなかなか波に乗れなかったのはこのためである。いくら勉強しても、本番で集中力を発揮できなければ実力は出せないのだと実感した。逆に、模試で自分より上のレベルに居た人たちを蹴落とせるチャンスともなり得るのだと思った。

試験の出来とは関係の無い話だが、今日は受験した教室があまりいいものではなかった。5人掛けの長い机に3人が座るように設定されていたが、両端の人が座っていると、真ん中の人は出ることが出来ない状態であった。これでは真ん中の人はトイレに行くにもいちいち隣の人を立たせて荷物もどかしてもらう必要があり、気が引ける。これは真ん中の人も両端の人も両方とも不便であり、いい教室ではなかった。真ん中の人がもし試験中に腹を下したり気分が悪くなったりしたら、端の人は立って退かなければならない。集中力もぷっつり切れるだろうし、大変だろう。今日はこういうことがなくて良かった。


ではこれより答え合わせの結果を書きます。

2006年度 早稲田大学 商学部

英語
大問1
1(1)○ (2)○ (3)○ (4)○ (5)○
2×  3○  4○
5(A)○ (B)○ (C)○ (D)×

大問2
1(1)○ (2)○ (3)○ (4)○ (5)○
2× 3○

大問3
1(1)○ (2)× (3)○ (4)○
2(1)○ (2)○ (3)○ (4)○


大問4
1(1)○ (2)○ (3)○ (4)×
2(1)× (2)○ (3)×



大問5
1(1)× (2)○ (3)○ (4)○ (5)○ (6)○ (7)×
2(1)○ (2)○ (3)○

4○

単純計算の正答率 36/49=73%


【分析】
大問1で落としたのは和訳問題と前置詞補充の2つでした。和訳問題は代名詞Thatやitの内容がわかるように書く問題でしたが、itの内容を外してしまったようなので×として計算しています。

大問2は会話問題。落としたのは和文英訳問題でした。「後で(電話を)かけ直していいですか?」という会話文に良く出てくる表現でしたが、call you back laterという表現がもう少しで思い出せそうというところで結局出てきませんでした。

大問3では、本文のタイトル推測問題を落としてしまっています。消去法で2つまで絞ってあるのですが、違うほうをマークしてしまいました。

大問4は最も間違いが激しい部分となっています。下線部言い換え問題で2つ、和文英訳問題、タイトル推測問題を落としています。下線部言い換え問題は結構難しく感じました。

大問5は設問3の語句定義問題に手を焼きました。その箇所を探すために最後のほうにきてもう一度本文を読み直すというのは辛い作業です。時間も相当迫っているはずですので。

では次に「何が良かったのか、何が合格に結びついたのか」を考えてみたいと思います。それは何といっても、内容一致問題やTF問題のできが良かったことが挙げられます。毎日毎日長文を読み続け、過去問を分析して問題の解き方を研究していたのでその成果が出たということだと思います。内容一致問題とTF問題の練習はそうとうやり込みましたので…。

商学部の英語長文は他学部に比べると易しいものが出題されますが、それでもちゃんと読解練習を積んでこなかった人や下手なパラグラフリーディングテクニックにおぼれた人では通用しないと思います。地道な努力をしてきた人だけが1万5000人の中から10倍強の倍率を勝ち抜くことが出来るのです。今の時期くらいから、毎日新しい英語長文を読むようにするべきです。特に、文法・精読を終えビジュアル英文解釈などの「直読直解」を学び始めた人は易しめのもので良いのでとにかく長文を読むようにしてください。「理屈」だけでは英文を読めるようにはなりません。実際に何千ワードも読んで「慣れ」なければ実践では使い物にならないということに注意してください。

それと下線部言い換え問題ですね。大問4こそ1/3しか当たっていませんが、大問1と大問5の下線部言い換え問題は全て当たっています。これは単語王や解体英熟語で語彙の増強を毎日続けてきたお陰であると思います。

しかしながら、和訳や英訳やタイトル問題を多く落としたのは問題です(和訳は部分的に合っているので部分点が入っている可能性はありますが…)。日ごろから代名詞の中身を気にしながら長文を読み、全体の大意からテーマを考える練習をすべきと考えます。英訳問題は定型文なので会話用の参考書を買って例文を何度も口に出して読んで覚えてしまうのも効果的でしょう。


国語
大問1
1(1)○ (2)○ (3)○
2(ア)○ (イ)○ (ウ)○
3○
4(あ)○ (い)○ (う)○
5×  6×  7○
8○  9○  10○  11×

大問2
1×  2○  3×  4×
5○  6○  7○  8○

単純計算の正答率 19/25=76%


【分析】
現代文、古文とも取れるところをしっかりと取った結果であると思います。現代文のほうは、漢字の知識問題、接続詞の正しい使い方、二字熟語のボキャブラリー、抜き出し問題、このあたりを落とさなかったことが合格に繋がったのだと思います。

古文のほうは歌論が出題されました。古文読解が苦手な受験生にとって歌論の出題は喜ぶべきことです。ジャンルが物語だったりするとストーリーを想像して読解する必要がありますが、古文常識が抜けていたりするとあっさりとストーリーを追えなくなり、場面がどのようになっているのか予想できなくなって「もう何がなんだかわからない」という状況に陥りがちです。しかしジャンルが歌論だと、一応論説文ですから接続詞などを頼りに主張を追えば済むのです。物語よりはるかに読みやすいといえます。


政治経済
大問1
1(1)○  2(A)○ (B)○  3○
4(2)○ (3)○ (4)○ (5)×
5(C)○ (D)× (E)○ (F)× (G)○

大問2
1(A)○ (B)○ (C)○ (D)○
2(1)○ (2)× (3)× (4)× (5)○ (6)○
3(1)× (2)○
4○
5○

大問3
1(1)○ (2)× (3)× (4)○ (5)○
2(A)× (B)× (C)○ (D)○
3(1)○ (2)○ (3)○ (4)○ (5)○ (6)× (7)○
4(1)○ (2)○

大問4
1(A)× (B)○ (C)○ (D)× (E)×
2(1)○ (2)× (3)○ (4)○
3(a)○ (b)× (c)× (d)× (e)○ (f)○ (g)○ (h)×

単純計算の正答率 42/60=70%


【分析】
昨年と異なり、計算問題がほとんどなく知識問題で占められていました。正確かつ丁寧に理解と暗記を続けてきた受験生の努力が報われる問題構成だったと言えます。時間の流れと出来事、年号や数字を丁寧に覚えてきた甲斐がありました。ただし、計算問題の対策もしておかなければ出題されたときに困ることになるでしょうし、大学に受かってからの経済の授業でも苦労することになりますのでちゃんと対策しておくべきです。

政治経済の勉強は、受験2年目はほとんど「政経問題集」と過去問で済ませていました。政経は解るようになってくると勉強するのが楽しくてつい時間を費やしてしまいがちですが、そのために英語や苦手分野の勉強がおろそかになってはダメです。深いところまで勉強したい人は大学に入ってから存分にやってください。今はまず早稲田に受かるための勉強が第一です。

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以上が、問題の答え合わせによる商学部に合格できた理由の解明となります。商学部は他学部に比べて問題が若干易しいので、取れるべきところをきちんと取り、失点を抑えるような勉強をすることが大切です。また受験人数が非常に多いので、ほんのちょっとのミスで何十位も順番を落としてしまうことが考えられます。丁寧な勉強を心がけてください。

そして何といっても過去問分析です。僕は何度も何度も過去問をやって解き方を研究しました。TF問題や下線部言い換え問題の出題が多く、これらのデキで英語の勝負が決まるとわかっていたので十分に対策をしていました。その内容も年末には公開しようと思います。今はまだ、読解力に磨きをかけておく時期だと思いますので、設問を解くための対策に焦る必要はないです。

【参考】
2006年度 商学部 平均得点(全て標準化前の素点)
英語 39.41/80
国語 38.85/60
政経 32.60/60
合格最低点 不明
コメント
この記事へのコメント
とてもためになりました。
社学も期待してます。

2006/09/29(金) 00:09 | URL | 次郎 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/09/30(土) 07:44 | | #[ 編集]
目茶苦茶参考になります(・∀・)
マツさんに合格したら会いたい!むり?
2009/12/29(火) 22:17 | URL | さな #-[ 編集]
>さなさん
ありがとうございます。「参考になる」という言葉が一番嬉しいです。

試験まであとわずかですが、合格めざして頑張ってください。

ちなみに私は有名人でもなんでもなく、ただの一般人なので会っても特に面白いことはないです(笑
2010/01/03(日) 15:35 | URL | マツ #mQop/nM.[ 編集]
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